2006.04.17 さて、事業方針案 <<14:20
入学式に回収した、1年生で役員ができるかどうかのアンケート。
「父子家庭で、すべてにおいて無理です。できません」
役員をできない理由に、そう書いてあった。
母子家庭のお母さんで、それを理由にして役員を断っている人は
あまりいない。
立場としては同じなのだけど。
父子家庭にしろ、母子家庭にしろ、役員を引き受けるのは大変なことだ。
私はそれを責めるつもりは無い。
どんな家庭であろうと役員を引き受けられるようなPTAを目指したい。
前PTA会長は、父子家庭だった。
忙しいなか、4年間頑張ってくれた。
だけど、それを引き合いに出して、「だからできないわけが無いでしょう」
そう言うことはできない。 絶対にしない。
役員活動を楽にしようとすると
「私たちのときはもっと忙しかった、大変だった」
「でも、それがこの役員の仕事でしょ」
そう言って、自分たちのときと同じような活動をさせたがるOBがいる。
前例は唯一の例ではないのに、それを引き継がせようとする。
負のエネルギーのリングは断ち切りたい。
誰にでもできるような活動を目指す。
「無理です。できません」
そう言う方に、何かしら子供のための活動に参加してもらいたい。
「こういうことなら、できますね」
そう言ってもらえるよう、少しずつでもPTAを変えていく。
それが、私のPTA役員としての活動だと思っている。