2007.06.08 PTAのコネ <<12:12
PTAというのはいろいろな人がいるものである。
そしてその縁を利用して、いろんなことをする人もいるものである。
子供が小さいときに住んでいた地域でのこと。
まだPTA役員も何もしていなかった私のところに
PTA会長が尋ねてきた。
署名活動をしているので協力してほしい、とのことで
「最近、性に関する事件・事故が増えているので
それを何とかしてほしい、という要求の署名」をお願いされた。
署名の書類を見ると、なぜか夫婦の氏名だけを記載するようになっている。
普通、署名は数多く書けるように、何人でも連名できるようになっているのだが。
なんとなくおかしい、とは思いながら
でもPTA会長さんだし・・と思って署名した。
署名の後、会長さんは持っていたケースを開けて
「今、ワインの教室に通ってるの」と言いながら
ワインとショットグラスを取り出し
私にワインを注いですすめた。
「今日いただいたワインよ。ちょっと味見してみない?」
注がれてしまってはなかなか断れない。
お酒が飲めないわけではなかったし^^
それを飲み干すと、グラスは洗わないでも良い、とすぐにしまいこんだ。
これは某宗教団体の活動のひとつ。
署名は結婚式出席の頭数を増やすためのものである。
ワインを飲むのは結婚式の儀式の流れであり
団体主の何かが入っている、とも報道された。
PTA役員をしているから信用できる人物だとは限らない。
知り合ったその縁は、良いことだけではなく
いろんなことに利用されかねないのである。
署名は勇気のある人が直談判して取り戻してくれた。
化粧品、美顔器、声をかけてくる人はまだまだたくさんいる。
すぐに返事をすることはない。
見極めてから、断る勇気を。