2007.05.18 広報紙のロゴ <<16:51
子供が持ち帰った広報紙を見て「おお!」と驚く。
今までとは違った紙面構成、
PCを駆使した技術力の高さ。
印刷業者を通さずに自分たちで紙面をつくり
学校のプリンターを使用して印刷する方法にしてから6年ほど経つ。
かつては「部員になりたくない」部署の代表だった広報部だが
次第に「部員になりたい」人が増えてきているのも
楽しんで作っているような自由な紙面づくりが
保護者の目にとまってきたからだろうか。
なかでも一番目をひいたのが
広報紙の名前のロゴである。
今までとはまったく違うロゴになっている。
今まで、広報紙のロゴ部分が変わったことは無かった。
いや、実は一度だけあった。
そのときは、ロゴ自体は変わらずに
ロゴのバックの模様が変わっただけだったが
後日、広報部から「お詫び」のプリントが出された。
勝手にロゴ部分を変えて申し訳ない、という内容だった。
たぶん、クレームがきたのだろう。
伝統とか継承とか、そういうものを大事にしたいと考える人も
確かにいるのである。
「なんて不自由なもんだろうPTAって」
そのとき私は思った。
実際に活動している人を縛り付けるもの。
「前はこんなんじゃなかった」
「私たちのときはこうだった」
とクチ(だけ)を出すOBたち。
今現在の役員さんたちが活動しやすいように変えていくことに
向かい風が吹くことは珍しいことではない。
広報紙を手にしながら、一新されたロゴに思う。
もし、なんらかのクレームがきても
できればこのままで。
広報部を擁護していこう。
いろいろな考えの人がいるのもPTA。
だが、何よりも、今実際に動いている人に
主導権はある、と私は思っている。