2007.05.16 わかるけどね <<13:14
学級委員長をとりまとめる部長から相談の電話があった。
学年での親子間の交流を深めるために
年に一回行っている学年活動。
親が来校しやすい日時として
土曜日の参観日に行う学年が多い。
今年もその予定だったが
5年生が林間学校の説明会とかち合って
その日、学年活動ができなくなったという。
「もう他の日にはしたくない、と言うのです」
学年活動の意義。
それは、学年の仲間の親と子がお互いの顔を知り合う、ということである。
子供を狙った事件がおきるたびに
地域のチカラが必要だと言われる。
近隣に住む人の顔を知らない昨今である。
せめて、自分の学年の親子の顔だけでも知り
挨拶をかわしたり、困ってるときに声をかけることなどができれば・・・
子供の友達の顔やその親御さんを知らずにいる人が多いし。
だから、日時の都合がつかなければ
親たちだけでも集まって茶話会をしてもいい、ということになっている。
「そう説明したんですけどね」と、部長。
「うん」
「絶対しなくちゃダメですか?って言われまして」
「ええ。しなくちゃいけない、と伝えてください」
「やりたくないから・・と言われたのですが」
「日程の都合やなんらかの理由で出来ない、というのなら
しかたないですが」
「はい」
「やりたくないという理由でやらない、ということは無いように伝えてください」
「ああ、そうですね。そう説明してみます^^」
やりたくないからやらないんだったら
PTAなんか何も活動できないじゃんか。
と、心のなかでは思った。